源信、塘路に仕りて候。 藁々良かりし 前途の旅は 未だ見もせぬ 灰に久々守 久方の 飛来せしは赤櫓 孤児の 白き腸宛がえば 吊るさるるは 山桜 日に隠れ 乱れた山路は 既になく 丹波に 揺れるは かなたのよとぎ 板倉に 響く雷鳴 山桜 来る 轟雷 備え候。 来る…
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